医学部受験では、理科2科目の選択が合否に直結します。特に理科の組み合わせは「化学・物理」か「化学・生物」が王道。どちらを選ぶべきか迷っている受験生も多いのではないでしょうか?
この記事では、現役医学生の立場から、それぞれの組み合わせのメリットと、向いている人の特徴をわかりやすく解説します。
前提:化学はほぼ必須
国公立・私立医学部ともに、理科は2科目必要で、そのうち1つは「化学」が必須の大学がほとんどです。
そのため、もう1科目として「物理」か「生物」のどちらかを選ぶことになります。
🔬 化学・生物のメリット
- 医学との関連が深い
生物は医学と直結しており、大学の講義や国試でも役立つ知識が多いです。私自身も生物を選択しており、大学に入ってから役に立つ知識が多いと感じています。個人的には生物が好きな人にはおススメです。 - 計算が少なく暗記が得意な人に有利
生物は論理よりも暗記に重点を置いた出題が多く、数学が苦手な人にも取り組みやすいです。 - 生物選択でも受験できる大学が多い
国公立・私立を問わず、生物選択で受験できる大学は豊富です。
こんな人におすすめ
- 暗記が得意
- 物理がどうしても苦手
- 医学に直結する学びがしたい
⚙️ 化学・物理のメリット
- 得点差がつきやすい
物理は理解と計算力で高得点が狙えるため、得意な人は有利です。 - 勉強量が比較的少ない
生物よりも範囲が狭く、理解重視なので効率が良いという声も。 - 上位国公立に有利
難関医学部(東大、京大、阪大、医科歯科など)では物理選択者の割合が高い傾向があります。
こんな人におすすめ
- 数学や物理が得意
- 論理的に考えるのが好き
- 得点で差をつけたい
🔍 科目選びのポイント
- 自分の得意・不得意に合わせる
無理に王道を選ぶより、確実に得点できる方を選んだ方が合格に近づきます。 - 志望大学の出題傾向を確認
過去問や公式の入試要項で、生物 or 物理どちらが有利か調べましょう。 - 2次試験に向けた勉強効率も考慮
計算・記述問題に強い人は物理、暗記と理解重視の人は生物が向いています。
✅ まとめ:得意な方を選ぶのが合格への近道!
医学部受験では、理科の得点が合否に直結します。「化学・生物」と「化学・物理」はどちらにも強みがあるので、自分の性格・得意分野・志望校の傾向に合わせて選ぶことが最重要です。
まずは模試や学校の成績を確認し、「安定して得点できるかどうか」を基準に科目を決めましょう。間違っても、周囲の意見だけで選んで後悔するのは避けたいところです。
自分の強みを活かせる選択で、医学部合格を目指しましょう!
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