医学部受験では、理科の選択が合否に大きく影響します。特に、「物理・化学」か「生物・化学」が王道とされる中で、「物理・生物」という組み合わせを考える受験生もいます。
この記事では、現役医学生の視点から、物理・生物選択のメリット・デメリット、注意点について詳しく解説します。
医学部で主流なのは「物理・化学」か「生物・化学」
医学部受験で多い組み合わせは以下の通りです:
組み合わせ | 主な特徴 |
---|---|
物理・化学 | 数学が得意なら高得点が狙いやすい |
生物・化学 | 暗記が多いが、論理より記憶重視 |
物理・生物 | 大学によっては非対応。出願先が限定される |
「物理・生物」選択のメリット
- 得意科目を選べる:物理と生物が得意なら大きな武器になる
- 他学部との併願がしやすい:薬学部や農学部などでも通用する場合あり
「物理・生物」選択のデメリット
- 受験可能な医学部が少ない:化学を必須とする大学が大半
- 思考法が真逆:生物は暗記、物理は計算・論理。学習バランスが難しい
- 情報が少ない:過去問や体験記が少ない
どんな人に向いている?
以下のような人なら選択肢としてアリ:
- 化学がどうしても苦手
- 物理と生物の両方が得意
- 受験大学が明確に決まっており、物理・生物に対応している
おすすめ教材
物理:
・名門の森(物理)
・重要問題集(数研出版)
生物:
・大森徹の最強講義シリーズ
・生物重要問題
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